市立三中の思い出

10月3日 3期E組の矢島稔先輩より下記の手紙が当同窓会に届きました。
また、母校支援の為にと言うことで3万円の寄付も頂きました。

~~~~~ (矢島先輩の手紙) ~~~~~

2日前に同窓会より11月25日(日)のホームカミングデー(第26回同窓生の集い)のお知らせを頂きました。

私は学徒動員に加わる命令を受け、旧制中学(東京市立三中)に入学し、二年生の4月から赤羽の鉄工場で重労働を強いられ、終戦の時3年生でした。学校は柱一本残らず、大きな金庫が残っているだけでした。
直後、全員身体検査の結果、結核の疑い(食物がないまま重労働に耐えていた結果)、校医から明日から休め言われたが、薬はなく食物もなく、2年後復学(昭和23年4月)し、2年おくれて学生生活に復帰、元町小学校の屋上で「生物班」を創設。
以後昆虫学を本格的に学び始め、東京学芸大学(理科生物)を卒業。
卒業後、日本最初の昆虫館を造り、日本各地に設けられた昆虫館の協議会をつくり、初代会長故、今は顧問。

今は毎年、全国大会を開らき、今年はかつて園長をつとめていた多摩動物公園で、加盟23館の代表23名による発表会を11月8、9日に行ないます。
実はこうした公的施設を初めて造り、一般に昆虫の啓蒙を広く行なってきました。
例えば、毎年夏休みにNHKラジオで電話相談で昆虫について答え、昨年で33年になったので引退したところ、NHKより第68回放送文化賞を送られました。

友人たちは次々に亡くなり、石上先生も亡くなり、名簿の上で知っているのは3期A組の太田敏夫さん唯一人。

前にも少し寄付しましたが、母校支援のために3万円をお送りします。どうぞ、放送文化賞を受賞したことを同窓会の皆さんにお知らせ下さい。
仕事がら、土、日は仕事が多く、当日も「ぐんま昆虫の森」に行くので、皆さんによろしく。

敬具

矢島 稔

~~~~~ ( ここまで) ~~~~~

矢島先輩は、日本の昆虫学者として長年活動されてきました。
「NHK放送文化賞」の他に「日本動物学教育賞」を受賞されるなど、輝かしい経歴の持ち主です。
詳しくは次のWeb サイトをご覧下さい。
ウィキペディア(Wikipedia)-矢島 稔

矢島新聞

また、左にある様に、皇居・吹上御所の庭に
ホタルを定着させることにも貢献されました。

(都立文京高校同窓会)

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